九谷焼 真生窯 宮本忠夫・雅夫
石川県小松市の九谷焼陶房 真生窯
宮本忠夫(1928~)は、鴛鴦や鶴・松竹梅などの吉祥文を得意とし、その作風は威厳と気品が感じられる。繊細緻密な筆遣いと重厚な色彩で古九谷の風格が漂う。
宮本雅夫(1971~)は、父忠夫の技法を受け継ぎつつ、併せて、釉薬やデザインを研究することで、九谷焼の新しい可能性を感じさせる。
いずれも、九谷焼の魅力である絵付けと色の美しさにこだわり、九谷焼の伝統と革新を同時に見ることのできる窯である。
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