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輝きの芸術家 中村元風展


 

九谷焼をベースに26年に及ぶ研究から「奇跡の赤」を生み出した現代美術家中村元風さんの展示会が金沢市の香林坊大和で開かれています。

中村元風さんは志賀町出身で加賀市を拠点に活躍しています。九谷焼の枠をはるかに超えた現代美術家です。地元で個展を開くのは18年ぶりで、100を超える作品を展示したのはこの展示会が初めてです。

これは「希赤陽」という作品です。「奇跡の赤」を使い、これまで九谷焼では出し得なかった赤が、透明感のある輝きを放ちます。陶器の色づけには鉱物や薬品からなる「釉薬」が使われます。全世界から集められた鉱物や薬品を1000分の1グラム単位で独自に組み合わせることでこれまでにない色を表現できるようになります。元風さんは、「奇跡の赤」を作り上げるまでに26年の歳月を費やしました。

こちらは、石川県の自然を3つの要素で表現した作品です。「加賀の湧き水」「金沢の戸室石」「能登ヒバの香り」と、それぞれ液体、固体、気体で、表現しています。「Noto」は、陶板10枚の連作で、発災前の、のどかな能登の風景から始まり、能登半島地震当日、復旧・復興に向けた日々、そして、復興を果たした道のりを表現しています。1日でも早い復興を願って発災直後から制作に取りかかり今月4日に完成したばかりです。

この展示会は、来月3日まで金沢市の香林坊大和で開かれています。

 


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